全体的なこと



PyFIE のインポートについて

はじめに でも触れていますが、 本ドキュメントに含まれるサンプルコードでは、下記のように PyFIE のインポートが行われているものとしています。

Python
# PyFIE をインポート
import pyfie

ここでは、その他のインポート方法について紹介します。 これは Python の基本的事項です。

まず上記の方法でインポートを行った場合、 PyFIE は下記のようにモジュール名 pyfie を使って使用することになります。

Python
import pyfie

# モジュール名 pyfie を使用して fnFIE_img_root_alloc() 関数を呼び出し
img = pyfie.fnFIE_img_root_alloc( ... )

"pyfie" という 5 文字を短縮したい場合は下記のようにインポートを行うこともできます。

Python
# PyFIE に任意の名前(ここでは fie)をつけてインポート
import pyfie as fie

img = fie.fnFIE_img_root_alloc( ... )

さらに下記のようにインポートを行うと、 モジュール名を使用する必要が無くなります。 ただし、 この方法はトップレベルの名前空間を汚すため 一般的には行われません。

Python
from pyfie import *

img = fnFIE_img_root_alloc( ... )


FIE ライブラリの初期化について

FIE ライブラリの使用時には、 fnFIE_setup() 関数による ライブラリ全体の初期化処理が行われている必要があります。 PyFIE ではインポートの際に内部で fnFIE_setup() の呼び出しが行われます。 そのため明示的に fnFIE_setup() の呼び出しを行う必要はありません。

この挙動は設定により変更することができます。 詳しくは 設定ファイルとライブラリ定義ファイル を参照ください。