画像データの飽和処理

Namespace: FVIL.Data
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
public virtual void Saturate(
	uint option
)
Visual Basic
Public Overridable Sub Saturate ( 
	option As UInteger
)

Parameters

option
Type: System..::..UInt32
処理オプション (0,1)
以下の値で適用範囲を選択できます。
  • 0: 処理ウィンドウ で指定された範囲を処理します。
  • 1: 画像全体を処理します。

Remarks

各画素の濃度値を飽和して置き換えます。 ビット深度(Depth)が考慮されます。

下記の画像種別の場合は、ビット深度を無視し、何も処理しません。

その他の画像種別の場合は、下限未満を 0 に、上限超過を上限に設定します。 下限値は、常に 0 です。 上限値は、現在設定されているビット深度(Depth)から計算します。 例えば、画像種別が S16 で ビット深度(Depth)が 10 の時、 0 未満の濃度値を 0 に、210-1 を超過した濃度値を 210-1 に設定します。

処理に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。

エラーコード:

ErrorCode メンバ内容
11FVIL.ErrorCode.INVALID_PARAMETER引数に指定された値が不正です。
23FVIL.ErrorCode.NOT_ALLOCATED画像メモリが確保されていません。

Exceptions

ExceptionCondition
FVIL..::..CFviExceptionこの例外の原因については、上記のエラーコード表をご参照ください。

See Also