GDI円構造クラス

Namespace: FVIL.GDI
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
[SerializableAttribute]
public class CFviGdiCircle : CFviGdiFigure, 
	IXmlSerializable
Visual Basic
<SerializableAttribute>
Public Class CFviGdiCircle
	Inherits CFviGdiFigure
	Implements IXmlSerializable

Remarks

円を描画するデータ構造クラスです。 主に CFviCircle をオーバレイ描画する為に使用します。

描画座標が X=14,Y=24、半径が 4 の時、描画座標の画素の左上隅を中心とする 直径 8画素の円が描画されます。 この円の外接矩形は 8x8 画素となります。

半径が 4.5 の場合は、描画座標から -4.5 した位置を左上として、左上から +(4.5*2) した位置を右下とする円を描画します。 実数から整数への変換は常に 四捨五入 されます。


初期値と範囲:
プロパティ初期値範囲
Position0,0任意の座標
X0任意の座標
Y0任意の座標
Center0,0任意の座標
Radius0任意の長さ
FillEnablefalsetrue/false
FillColorColor(0x00,0x00,0x00) (黒)任意の色
FillAlpha0x7F0x00~0xFF
ArcStAngle0 (度)-360~0~360
ArcEdAngle360 (度)-360~0~360

■ トピック


図形の回転:

親クラスが持つ回転角を指定すると、図形を回転して描画できます。 回転中心は、回転の機軸に指定された画素の左上隅になります。 回転角と回転の機軸については Angle 及び Axis をご参照ください。


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図形の選択:

図形が選択された事を表す選択マークを描画できます。

選択の有無は Select で切り替えてください。 実際にマウス等で図形を選択する場合は、 CheckFocusMarkPosition(CFviPoint, Double) でマウス位置の確認を行ってください。


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外接矩形:

図形に外接する最小の矩形を取得できます。 返る値は、この円を内包する矩形です。

外接矩形の取得については、 GetClipRect()()()() をご参照ください。


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半透明塗り潰し:

FillEnabletrue にすると、 真円の内部を半透明色で塗り潰しできます。 塗り潰し色と透明度は、 FillColorFillAlpha で設定できます。
半透明塗り潰しは、1画素の DIB を引き伸ばして AlphaBlend 関数で描画して実現しています。 引き伸ばしたサイズと拡大率が大きすぎると AlphaBlend 関数の限界を超えて、塗り潰しが無効になります。


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扇形表示:

ArcStAngleArcEdAngle を使用して扇形にすることができます。 初期値は開始角に 0 度、終了角に 360 度が設定されています。 両方が同じ値のときは線分になります。


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Inheritance Hierarchy

System..::..Object
FVIL..::..CFviObject
FVIL.GDI..::..CFviGdiFigure
FVIL.GDI..::..CFviGdiCircle

See Also