画像の絶対座標から表示領域座標への変換

Namespace: FVIL.GDI
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
public Point IPtoDP(
	CFviPoint point,
	ScalingMode mode
)
Visual Basic
Public Function IPtoDP ( 
	point As CFviPoint,
	mode As ScalingMode
) As Point

Parameters

point
Type: FVIL.Data..::..CFviPoint
画像上の座標
mode
Type: FVIL.GDI..::..ScalingMode
伸縮モード

Return Value

Type: Point

引数に指定された画像の絶対座標を表示領域座標に変換して返します。

設定に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。

エラーコード:

ErrorCode メンバ内容
11FVIL.ErrorCode.INVALID_PARAMETER引数に指定された値が不正です。

Remarks

画像座標は、画素の左上を 0,0 とする場合と、中央を 0,0 とする場合があります。 前者の場合は、伸縮モード(mode)に FVIL.GDI.ScalingMode.TopLeft を指定してください。 後者の場合は、伸縮モード(mode)に FVIL.GDI.ScalingMode.Center を指定してください。 主に、画像計測で得られる結果は後者が使用されます。

下図は、画像の1画素を8倍に拡大して複数のドットで表示している場合を示します。 画像座標 img_x=0.125,img_y=0.25 が指定された場合、 下図(左)(mode=TopLeft)は、dsp_x=1,dsp_y=2 が返ります。 下図(右)(mode=Center)は、dsp_x=5,dsp_y=6 が返ります。

Exceptions

ExceptionCondition
FVIL..::..CFviExceptionこの例外の原因については、上記のエラーコード表をご参照ください。

See Also