パタン生成

Namespace: FVIL.Data
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
public virtual void MakePattern(
	CFviImage image,
	CFviRectangle rect,
	CFviPoint center_mark
)
Visual Basic
Public Overridable Sub MakePattern ( 
	image As CFviImage,
	rect As CFviRectangle,
	center_mark As CFviPoint
)

Parameters

image
Type: FVIL.Data..::..CFviImage
元画像
rect
Type: FVIL.Data..::..CFviRectangle
登録位置の矩形 (元画像の左上を(0,0)とする絶対座標) (単位：画素)
center_mark
Type: FVIL.Data..::..CFviPoint
基準点 (元画像の左上を(0,0)とする絶対座標) (単位：画素(サブピクセル指定可))

Remarks

画像オブジェクト上の任意の矩形領域からパタン画像を生成します。

許容値：

引数値備考
image画像オブジェクト パタン画像の画像種別とチャネル数は、この画像に合わせられます。
rect0,0 ~ 元画像の幅-1,元画像の高さ-1 元画像の左上を(0,0)とする画像上の絶対座標で指定してください。
center_mark任意の位置 元画像の左上を(0,0)とする画像上の絶対座標で指定してください。 この関数内で矩形左上からの相対値に変換されます。

引数 image に指定された画像オブジェクト上の指定領域から画像データをコピーしてパタン画像を生成します。 登録位置の矩形(rect)、基準点(center_mark)ともに画像上の絶対座標を指定してください。 登録位置の矩形の終点(rect.Ed)も領域に含まれます。 基準点は、この関数の内部で登録座標の左上からの相対値に変換されます。

具体的な処理手順については、クラスの説明に示すサンプルコードを参考にしてください。

留意事項：
このメソッドの引数 rect (登録位置の矩形) に指定された座標が１画素単位でない(端数がある)場合にサーチ機能の回答座標との矛盾が生じます。 通常は端数がない座標値を指定することを推奨します。 端数が発生する場合は、MakePatternRevision スタティック関数でリビジョンを 1 に設定してご使用ください。

処理に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。

エラーコード：

値ErrorCode メンバ内容
1FVIL.ErrorCode.FAILED_TO_ALLOCATEメモリが不足しています。
11FVIL.ErrorCode.INVALID_PARAMETER引数 image に null が指定されました。
13162FVIL.Data.Pattern.ErrorCode.INVALID_REGIST_RECT登録位置の矩形が、元画像の範囲内にありません。

Exceptions

ExceptionCondition
FVIL..::..CFviExceptionこの例外の原因については、上記のエラーコード表をご参照ください。

See Also