モルフォロジ構造要素クラス

Namespace: FVIL.Morphology
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
[SerializableAttribute]
public class CFviStructureElement : CFviDataObject, 
	IFviFileAccess, IXmlSerializable
Visual Basic
<SerializableAttribute>
Public Class CFviStructureElement
	Inherits CFviDataObject
	Implements IFviFileAccess, IXmlSerializable

Remarks

モルフォロジ処理で使用する構造要素を保有するクラスです。
以下の何れかの方法で構造要素の生成を行ってください。


既定の構造要素を生成する場合

以下のメソッドで構造要素を生成します。



画像から構造要素を生成する場合

以下のメソッドで構造要素を生成します。



任意の構造要素を生成する場合

予め、構造要素の情報を下記のメソッド及びプロパティで設定し、 Create()()()() メソッドで構造要素を生成します。

項目内容
SetSize(Int32, Int32)構造要素のサイズ確保
Size構造要素のサイズ取得
SetMask(Int32, Int32, Byte)
GetMask(Int32, Int32)		構造要素のマスク値の設定及び取得
Anchorアンカー位置の設定及び取得

生成した構造要素を破棄するには、 Destroy()()()() を呼び出してください。 このインスタンスが解放される際は自動的に破棄されますので、ユーザが明示的に呼び出す必要はありません。

初期値と範囲:

初期状態では、サイズが３×３、アンカーが中央、マスクが十字になっています。

プロパティ初期値範囲
HorzSize3 構造要素の幅 (1~)
※この値は、SetSize(Int32, Int32) で決定します。
VertSize3 構造要素の高さ (1~)
※この値は、SetSize(Int32, Int32) で決定します。
Size3,3 幅:1~、高さ:1~
※この値は、SetSize(Int32, Int32) で決定します。
Anchor1,1 0≦Ｘ方向アンカー位置＜幅
0≦Ｙ方向アンカー位置＜高さ

Inheritance Hierarchy

System..::..Object
FVIL..::..CFviObject
FVIL.Data..::..CFviDataObject
FVIL.Morphology..::..CFviStructureElement

See Also