直線検出モード

Namespace: FVIL.LSM
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
public enum CalcMode
Visual Basic
Public Enumeration CalcMode

Members

Member nameValueDescription
NormalMode0通常直線検出 (追加パラメータ不要)
DistModeA1距離指定モード1 (点群と直線の距離の許容値の指定が必要)
NumMode2回数指定 (検出回数の指定が必要)
DistModeB3距離指定モード2 (点群と直線の距離の許容値の指定が必要)

Remarks

直線検出の処理手順を指示する定数です。 モードによって、追加パラメータを必要とします。

NormalMode は、点群に対して直線検出を行います。 このモードでは、追加パラメータを必要としません

DistModeA は、以下の手順で直線検出を行います。 追加パラメータとして、点群と直線の距離の許容値を指定する必要が有ります。

  1. 点群に対して直線検出を行います。
  2. 点群と直線の距離を求め、その距離が許容値を外れた点をエラー点とします。
  3. エラーと見なした各点を削除し、残った点で直線検出を行います。
  4. 上記 2,3 の処理をエラー点が無くなるまで繰り返します。

NumMode は、以下の手順で直線検出を行います。 追加パラメータとして、検出回数を指定する必要が有ります。

  1. 点群に対して直線検出を行います。
  2. 点群と直線の距離を求め、その距離が最も大きく外れている1点をエラー点とします。
  3. エラーと見なした1点を削除し、残った点で直線検出を行います。
  4. 上記 2,3 の処理を指定回数繰り返します。

DistModeB は、以下の手順で直線検出を行います。 追加パラメータとして、点群と直線の距離の許容値を指定する必要が有ります。

  1. 点群に対して直線検出を行います。
  2. 点群と直線の距離を求め、その距離が許容値を外れた点をエラー点とします。
  3. エラーと見なした各点を一時除外して直線検出を行います。
  4. 上記 2,3 の処理を直線係数が収束するまで繰り返します。

※) DistModeA の DistModeB の違い

DistModeA では、一度 エラーと判定した点を 手順 2 の判定処理で利用しないのに対し、 DistModeB では、手順 3 で除外した点も 手順 2 の判定処理で利用するところが異なります。

See Also