画像データのコピー
Namespace: FVIL.DataAssembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)
Syntax
C# |
---|
public virtual void Copy( CFviImage src, uint option ) |
Visual Basic |
---|
Public Overridable Sub Copy ( src As CFviImage, option As UInteger ) |
Parameters
- src
- Type: FVIL.Data..::..CFviImage
コピー元
- option
- Type: System..::..UInt32
処理オプション (0,1)
以下の値で適用範囲を選択できます。- 0: 処理ウィンドウ で指定された範囲をコピーします。
- 1: 画像全体をコピーします。
Remarks
引数の画像メモリから、このオブジェクトに画像データをコピーします。 コピー先の領域は、コピー元の領域と同じサイズであるか大きくなければなりません。 コピー先とコピー元の領域(アドレス)が重なっていた場合の処理結果は不定です。
コピー元とコピー先の画像種別の違いはキャストで処理します。
画像種別の違いは、以下のように処理されます。
- 大きい型から小さい型へのコピーや、符号つきから符号なしへコピーを行うと溢れます。
- 双方がカラーの場合は R,G,B のプレーンをコピーします。アルファは無視します。 また、ビット深度は無視し、各プレーンを 8 ビットで扱います。
- コピー元が2値の場合は、0/1 をそのままコピーします。
- コピー先が2値の場合は、コピー元が 0 の時 0、それ以外を 1 とします。
-
コピー元が RGB パッキングカラー でコピー先が濃淡の時(BIN,RGB 以外)は、濃淡化されます。
濃淡化の係数は既定値(R=0.299,G=0.587,B=0.114)を使用します。
この処理は ビット深度 を考慮しません。 増色や減色を行う場合は、 CFviGrayScale や CFviTrueColor や CFviTypeConvert を使用してください。
処理に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。
エラーコード:
値 | ErrorCode メンバ | 内容 |
---|---|---|
11 | FVIL.ErrorCode.INVALID_PARAMETER | 引数に指定された値が不正です。 |
23 | FVIL.ErrorCode.NOT_ALLOCATED | 画像メモリが確保されていません。 |
12 | FVIL.ErrorCode.INVALID_OBJECT | 画像オブジェクトが不正です。 |
96 | FVIL.ErrorCode.NOMATCH_IMAGESIZE | 画像サイズまたは処理範囲が一致していません。 |
99 | FVIL.ErrorCode.NOMATCH_CHANNEL | チャネルが一致していません。 |
Exceptions
Exception | Condition |
---|---|
FVIL..::..CFviException | この例外の原因については、上記のエラーコード表をご参照ください。 |