アンカーのスタイル

Namespace: FVIL.GDI
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
public virtual FigureStyle Style { get; set; }
Visual Basic
Public Overridable Property Style As FigureStyle
	Get
	Set

Return Value

Type: FigureStyle

アンカーのスタイルの取得または設定を行います。 FigureStyle に定義された定数のうち、以下のものが指定できます。

設定に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。

エラーコード:

ErrorCode メンバ内容
11FVIL.ErrorCode.INVALID_PARAMETER指定された値が不正です。

Remarks

各スタイルついて説明します。


【矢印、三角形】
  • FVIL.GDI.FigureStyle.Arrow
  • FVIL.GDI.FigureStyle.Triangle

矢印と三角形は、下図のように水平線(0度)を基準として上下に開いた形状を表します。 下図の太線部分は矢印の形状を表しています。 三角形の時は矢印の両端を接続して描画します。 矢印または三角形を構成する3点は、描画座標からの相対位置を保ったまま回転します。


【十字、菱形】
  • FVIL.GDI.FigureStyle.Cross
  • FVIL.GDI.FigureStyle.Diamond

十字と菱形は、下図のように水平線(0度)を基準とした形状を表します。 下図の太線部分は十字の形状を、細線部分は菱形の形状を表しています。 十字または菱形を構成する4点は、描画座標からの相対位置を保ったまま回転します。


【×印、矩形】
  • FVIL.GDI.FigureStyle.Xmark
  • FVIL.GDI.FigureStyle.Square

×印と矩形は、下図のように水平線(0度)を基準とした形状を表します。 下図の太線部分は×印の形状を、細線部分は矩形の形状を表しています。 ×印または矩形を構成する4点は、描画座標からの相対位置を保ったまま回転します。


【円形】
  • FVIL.GDI.FigureStyle.Round

円形は、下図のように水平線(0度)を基準とした形状を表します。 アンカーサイズの cx と cy が等しければ真円となり、異なれば楕円となります。 円の外接矩形の始点と終点の2点から構成されます。 この2点は、描画座標からの相対位置を保ちますが線分の角度は無視します。

Exceptions

ExceptionCondition
FVIL..::..CFviExceptionこの例外の原因については、上記のエラーコード表をご参照ください。

See Also