オーバーフローエラー発生時の結果維持オプション [初期値:false、範囲:true/false]

Namespace: FVIL.Blob
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
public virtual bool KeepResultsAfterOverflow { get; set; }
Visual Basic
Public Overridable Property KeepResultsAfterOverflow As Boolean
	Get
	Set

Return Value

Type: Boolean

オーバーフローエラー発生時の結果維持オプションの取得または設定を行います。

許容値:

意味
true維持する
false維持しない

Remarks

本パラメータを true に設定すると、 最大ラン数 の設定数に到達したことによるランレングスオーバーフローが発生して途中終了し、 CFviBlob.Execute()()()()FVIL.Blob.ErrorCode.ROW_OVERFLOW が返されたときに 出来る限り途中までの解析結果を構築し、結果を返すようにします。 ラン数のオーバーフロー判定は行単位で行われるため、このときに構築される解析結果は 画像の上端行からオーバーフローが発生した行までが解析されたものとなります。

なお FVIL.Blob.ErrorCode.BLOB_OVERFLOW 発生時 には途中結果を構築することはできません。 また 継続処理実行FVIL.Blob.ErrorCode.ROW_OVERFLOW が発生した場合には、 本パラメータの設定に関わらず実行する前の状態が保持されます。

オーバーフローエラー発生時に構築される解析結果は不正確なものであり、使用時には十分な注意が必要となります。 通常は本パラメータには false を指定して使用してください。

See Also