FVCL::Paint::CurveMode 名前空間

曲線の種類 [詳解]

詳解

曲線の種類

点群を指定して画像上に曲線を描画する際の曲線の種類を示す定数です。

曲線の性質:
ベジェ曲線はセグメントの始点と終点のみ通過します。 本実装での ２次のベジェ曲線では ３つの点から曲線が計算され、中点が制御点として働きます。 ３つの定義点によるポリゴンの形状から描かれる曲線の形状を想像しやすいという特徴を持っています。
ここで、p(0)、p(1)、p(2)の３点からベジェ曲線を生成するとします。 本実装では、曲線のセグメント間の連結を滑らかにするために、 始点を p(0) と p(1) の中点、終点を p(1) と p(2) の中点としてベジェ曲線が求められます。 p(0) と p(2) 上を通過しないことに注意してください。

スプライン曲線は、定義点をまったく通過せず、曲線は４点の内側に発生します。 定義点の移動に対して比較的緩慢に変化するので、滑らかな曲線を微妙にコントロールしたい場合に最も適しています。

カットマルーロム曲線は、４つの定義点のうち、２番目の点を起点に次の点までの曲線を描きます。 ベジェとは対照的です。与えられた頂点上に曲線を通過させたい場合に使用します。


曲線の描画例:
下図は、曲線の描画例です。黒い画素が曲線、灰色の画素が点群を結んだ折れ線を示します。

3次Ｂスプライン:

2次ベジェ:

3次カットマルーロム:

FIE:

f_draw_curve_mode

バージョン

FVCLbasic v1.1.0.0: 新規追加しました。

変数
const INT	CubicBSpline = 0
	3次Ｂスプライン [詳解]
const INT	QuadraticBezier = 1
	2次ベジェ [詳解]
const INT	CubicCatmullRom = 2
	3次カットマル-ロム [詳解]
const INT	PolygonalLine = 99
	折れ線 [詳解]

変数詳解

const INT FVCL::Paint::CurveMode::CubicBSpline = 0

3次Ｂスプライン

const INT FVCL::Paint::CurveMode::QuadraticBezier = 1

2次ベジェ

const INT FVCL::Paint::CurveMode::CubicCatmullRom = 2

3次カットマル-ロム

const INT FVCL::Paint::CurveMode::PolygonalLine = 99

折れ線