WIL説明書(C++)  3.0.0
変数

直線検出モード [詳解]

詳解

直線検出モード

直線検出の処理手順を指示する定数です。
モードによって、追加パラメータを必要とします。

変数

const INT NormalMode = 0
 通常直線検出 [詳解]
 
const INT DistModeA = 1
 距離指定モード1 [詳解]
 
const INT NumMode = 2
 回数指定 [詳解]
 
const INT DistModeB = 3
 距離指定モード2 [詳解]
 

変数詳解

const INT FVCL::LSM::CalcMode::NormalMode = 0

通常直線検出

点群に対して直線検出を行います。 このモードでは、追加パラメータを必要としません。

const INT FVCL::LSM::CalcMode::DistModeA = 1

距離指定モード1

以下の手順で直線検出を行います。

手順:
1. 点群に対して直線検出を行います。
2. 点群と直線の距離を求め、その距離が許容値を外れた点をエラー点とします。
3. エラーと見なした各点を削除し、残った点で直線検出を行います。
4. 上記 2,3 の処理をエラー点が無くなるまで繰り返します。
追加パラメータ:
このモードでは、点群と直線の距離の許容値を指定する必要が有ります。
const INT FVCL::LSM::CalcMode::NumMode = 2

回数指定

以下の手順で直線検出を行います。

手順:
1. 点群に対して直線検出を行います。
2. 点群と直線の距離を求め、その距離が最も大きく外れている1点をエラー点とします。
3. エラーと見なした1点を削除し、残った点で直線検出を行います。
4. 上記 2,3 の処理を指定回数繰り返します。
追加パラメータ:
このモードでは、検出回数を指定する必要が有ります。
const INT FVCL::LSM::CalcMode::DistModeB = 3

距離指定モード2

以下の手順で直線検出を行います。

手順:
1. 点群に対して直線検出を行います。
2. 点群と直線の距離を求め、その距離が許容値を外れた点をエラー点とします。
3. エラーと見なした各点を一時除外して直線検出を行います。
4. 上記 2,3 の処理を直線係数が収束するまで繰り返します。
追加パラメータ:
このモードでは、点群と直線の距離の許容値を指定する必要が有ります。
DistModeA との違い
DistModeA では、一度 エラーと判定した点を 2の判定処理で利用しないのに対し、
このモードでは、3で除外した点も 2の判定処理で利用するところが異なります。

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