詳解
関数詳解
| FVCL::Blob::GetConvex2d | ( | const FVCL::Blob::CFvBlobData & | blob, |
| FVCL::CFvBuffer< PNT_T > * | points | ||
| ) |
凸包の取得
namespace FVCL::Blob
この関数は過去のバージョンとの互換性の為に残しています。
新しい開発では CFvBlobData::GetConvex2d をご使用ください。
ブローブに外接する凸包を取得します。
- 引数
-
[in] blob 対象のブローブ [out] points 凸包
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER ブローブが無効です。またはパラメータが無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ブローブハンドルが無効です。 29 FVCL_ErrorCode::NOT_CALCULABLE 計算できません。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
| FVCL::Blob::GetBoundary | ( | const FVCL::Blob::CFvBlobData & | blob, |
| FVCL::CFvBuffer< PNT_T > * | points | ||
| ) |
周囲座標の取得
namespace FVCL::Blob
この関数は過去のバージョンとの互換性の為に残しています。
新しい開発では CFvBlobData::GetBoundary をご使用ください。
ブローブの境界点列を取得します。
- 引数
-
[in] blob 対象のブローブ [out] points 周囲座標 (External)
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER ブローブが無効です。またはパラメータが無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ブローブハンドルが無効です。 29 FVCL_ErrorCode::NOT_CALCULABLE 計算できません。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
| FVCL::Blob::GetBoundaryEx | ( | const FVCL::Blob::CFvBlobData & | blob, |
| INT | connection, | ||
| FVCL::CFvBuffer< PNT_T > * | points_ext, | ||
| FVCL::CFvBuffer< PNT_T > * | points_int | ||
| ) |
周囲座標の取得
namespace FVCL::Blob
この関数は過去のバージョンとの互換性の為に残しています。
新しい開発では CFvBlobData::GetBoundaryEx をご使用ください。
ブローブの境界点列を取得します。
- 引数
-
[in] blob 対象のブローブ [in] connection 連結 [0:blob に従う、4:4連結、8:8連結] [out] points_ext 境界点列(外周) [不要な場合は NULL を指定してください] [out] points_int 境界点列(内周) [不要な場合は NULL を指定してください]
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER ブローブが無効です。またはパラメータが無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ブローブハンドルが無効です。 29 FVCL_ErrorCode::NOT_CALCULABLE 計算できません。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
| FVCL::Blob::GetList | ( | ::FHANDLE | handle, |
| FVCL::CFvBuffer< UINT > * | blob_numbers | ||
| ) |
ブローブデータ配列の取得
namespace FVCL::Blob
すべての有効ブローブを配列に格納して返します。
blob_numbers の配列数は再確保されます。 blob_numbers が NULL の場合もエラーを返さず、ブローブデータの検索処理を行います。
- 引数
-
[in] handle ２値ブローブ解析結果ハンドル [out] blob_numbers ブローブ番号配列へのポインタ
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 1 FVCL_ErrorCode::FAILED_TO_ALLOCATE メモリが不足しています。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER 引数が無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ２値ブローブ解析結果ハンドルが無効です。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
- FIE:
- fnFIE_measure_get_list
| FVCL::Blob::GetList | ( | ::FHANDLE | handle, |
| const FVCL::CFvMultiData< CFvBlobFilterRange > & | filters, | ||
| FVCL::CFvBuffer< UINT > * | blob_numbers | ||
| ) |
ブローブデータ配列の取得
namespace FVCL::Blob
指定の特徴量範囲に該当するブローブデータを配列に格納して返します。
- 引数
-
[in] handle ２値ブローブ解析結果ハンドル [in] filters 取得条件フィルタ配列 [out] blob_numbers ブローブ番号配列へのポインタ
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 1 FVCL_ErrorCode::FAILED_TO_ALLOCATE メモリが不足しています。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER 引数が無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ２値ブローブ解析結果ハンドルが無効です。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
- FIE:
- fnFIE_measure_get_list
- 解説:
- 引数 filters に指定された特徴量範囲に該当するブローブデータを blob_numbers に格納して返します。 blob_numbers の配列数は再確保されます。 blob_numbers が NULL の場合もエラーを返さず、ブローブデータの検索処理を行います。
- filters に２種類以上のフィルタが指定されている時は、全ての条件の AND での評価となります。 filters.size() が 0 個の場合は、全ての有効ブローブを取得します。 背景ブローブ及び無効ブローブは、ブローブ配列には含まれません。
| FVCL::Blob::GetRefilterList | ( | ::FHANDLE | handle, |
| const FVCL::CFvMultiData< CFvBlobFilterRange > & | filters, | ||
| FVCL::CFvBuffer< UINT > * | blob_numbers | ||
| ) |
ブローブデータ配列の特徴量に基づくフィルタリング
namespace FVCL::Blob
特徴量範囲に該当しないブローブデータをブローブデータ配列から取り除いて返します。
- 引数
-
[in] handle ２値ブローブ解析結果ハンドル [in] filters 取得条件フィルタ配列 (1≦要素数) [in,out] blob_numbers ブローブ番号配列へのポインタ (1≦要素数)
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 1 FVCL_ErrorCode::FAILED_TO_ALLOCATE メモリが不足しています。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER 引数が無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ２値ブローブ解析結果ハンドルが無効です。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
- FIE:
- fnFIE_measure_refilter_list
- 解説:
- 引数 filters に指定された特徴量範囲に該当しないブローブデータを blob_numbers から取り除いて返します。 blob_numbers の配列数はフィルタリング後のサイズに再確保されます。
- filters に２種類以上のフィルタが指定されている時は、全ての条件の AND での評価となります。 尚、背景ブローブ及び無効ブローブは、ブローブ配列には含まれません。 また、 blob_numbers に格納されたブローブデータのハンドルが、 このオブジェクトが持つハンドルと異なる場合も除去されます。
| FVCL::Blob::GetSortList | ( | ::FHANDLE | handle, |
| INT | key1st, | ||
| INT | direct1st, | ||
| FVCL::CFvBuffer< UINT > * | blob_numbers | ||
| ) |
ブローブの特徴量に基づくソーティング
namespace FVCL::Blob
ブローブデータ配列を指定された特徴量に従ってソートします。
- 引数
-
[in] handle ２値ブローブ解析結果ハンドル [in] key1st 特徴量の種別(ソートキー)
指定可能な値については FVCL::Blob::FeatureType をご参照ください。[in] direct1st ソートキーのソート順
- 0: 昇順
- 1: 降順
[in,out] blob_numbers ブローブ番号配列へのポインタ (1≦要素数)
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER 引数が無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ２値ブローブ解析結果ハンドルが無効です。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
- FIE:
- fnFIE_measure_sort_list
- 解説:
- ソートキーが FVCL::Blob::FeatureType::NONE に設定された場合はパラメータエラーとなります。 引数 blob_numbers は、全て有効ブローブである必要があります。 無効ブローブが含まれていた場合はパラメータエラーとなります。 また、 blob_numbers に格納されたブローブデータのハンドルが、 このオブジェクトが持つハンドルと異なる場合もパラメータエラーとなります。
- 尚、要素数はソート後も変化しません。
| FVCL::Blob::GetSortList | ( | ::FHANDLE | handle, |
| INT | key1st, | ||
| INT | direct1st, | ||
| INT | key2nd, | ||
| INT | direct2nd, | ||
| FVCL::CFvBuffer< UINT > * | blob_numbers | ||
| ) |
ブローブの特徴量に基づくソーティング
namespace FVCL::Blob
ブローブデータ配列を指定された特徴量に従ってソートします。
- 引数
-
[in] handle ２値ブローブ解析結果ハンドル [in] key1st 特徴量の種別(最優先ソートキー)
指定可能な値については FVCL::Blob::FeatureType をご参照ください。[in] direct1st 最優先ソートキーのソート順
- 0: 昇順
- 1: 降順
[in] key2nd 特徴量の種別(第２ソートキー)
指定可能な値については FVCL::Blob::FeatureType をご参照ください。[in] direct2nd 第２ソートキーのソート順
- 0: 昇順
- 1: 降順
[in,out] blob_numbers ブローブ番号配列へのポインタ (1≦要素数)
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER 引数が無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ２値ブローブ解析結果ハンドルが無効です。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
- FIE:
- fnFIE_measure_sort_list
- 解説:
- ソート対象の特徴量は、 key1st 、 key2nd にて２番目まで指定することが出来ます。 キーに指定可能な値については FVCL::Blob::FeatureType をご参照ください。
- まず key1st でソートし、 key1st で同じ値だった物は key2nd でソートされます。 ソートキーを省略する場合は、key1st にキーを設定し、 key2nd には FVCL::Blob::FeatureType::NONE を指定します。
- ソートキーが全て FVCL::Blob::FeatureType::NONE に設定された場合はパラメータエラーとなります。
- 引数 direct1st 、 direct2nd は各キーでのソート順(昇順/降順)を決めるパラメータです。 昇順にソートする場合は 0 を、 降順にソートする場合は 1 を指定してください。
- 引数 blob_numbers は、全て有効ブローブである必要があります。 無効ブローブが含まれていた場合はパラメータエラーとなります。 また、 blob_numbers に格納されたブローブデータのハンドルが、 このオブジェクトが持つハンドルと異なる場合もパラメータエラーとなります。
- 尚、要素数はソート後も変化しません。
| FVCL::Blob::GetSortList | ( | ::FHANDLE | handle, |
| INT | key1st, | ||
| INT | direct1st, | ||
| INT | key2nd, | ||
| INT | direct2nd, | ||
| INT | key3rd, | ||
| INT | direct3rd, | ||
| FVCL::CFvBuffer< UINT > * | blob_numbers | ||
| ) |
ブローブの特徴量に基づくソーティング
namespace FVCL::Blob
ブローブデータ配列を指定された特徴量に従ってソートします。
- 引数
-
[in] handle ２値ブローブ解析結果ハンドル [in] key1st 特徴量の種別(最優先ソートキー)
指定可能な値については FVCL::Blob::FeatureType をご参照ください。[in] direct1st 最優先ソートキーのソート順
- 0: 昇順
- 1: 降順
[in] key2nd 特徴量の種別(第２ソートキー)
指定可能な値については FVCL::Blob::FeatureType をご参照ください。[in] direct2nd 第２ソートキーのソート順
- 0: 昇順
- 1: 降順
[in] key3rd 特徴量の種別(第３ソートキー) 指定可能な値については FVCL::Blob::FeatureType をご参照ください。 [in] direct3rd 第３ソートキーのソート順
- 0: 昇順
- 1: 降順
[in,out] blob_numbers ブローブ番号配列へのポインタ (1≦要素数)
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER 引数が無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ２値ブローブ解析結果ハンドルが無効です。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
- FIE:
- fnFIE_measure_sort_list
- 解説:
- ソート対象の特徴量は、 key1st 、 key2nd 、 key3rd にて３番目まで指定することが出来ます。 キーに指定可能な値については FVCL::Blob::FeatureType をご参照ください。
- まず key1st でソートし、 key1st で同じ値だった物は key2nd でソートされ、 更に key2nd でも同じだった物は key3rd でソートされます。 ソートキーを省略する場合は、下記のように指定します。
- ソートキーを１つ指定する場合: key1st にキーを設定し、 key2nd 、 key3rd には FVCL::Blob::FeatureType::NONE を指定します。
- ソートキーを２つ指定する場合: key1st と key2nd にキーを設定し、 key3rd には FVCL::Blob::FeatureType::NONE を指定します。
- ソートキーが全て FVCL::Blob::FeatureType::NONE に設定された場合はパラメータエラーとなります。
- 引数 direct1st 、 direct2nd 、 direct3rd は各キーでのソート順(昇順/降順)を決めるパラメータです。 昇順にソートする場合は 0 を、 降順にソートする場合は 1 を指定してください。
- 引数 blob_numbers は、全て有効ブローブである必要があります。 無効ブローブが含まれていた場合はパラメータエラーとなります。 また、 blob_numbers に格納されたブローブデータのハンドルが、 このオブジェクトが持つハンドルと異なる場合もパラメータエラーとなります。
- 尚、要素数はソート後も変化しません。
| FVCL::Blob::GetSpecialSortList | ( | ::FHANDLE | handle, |
| INT | order, | ||
| const FVCL::Data::CFvAngle & | angle, | ||
| FVCL::CFvBuffer< UINT > * | blob_numbers | ||
| ) |
ブローブの位置情報に基づくソーティング
namespace FVCL::Blob
ブローブデータ配列を２次元座標情報に基づいて並べ替えます。
- 引数
-
[in] handle ２値ブローブ解析結果ハンドル [in] order 並び替え順
指定可能な値については FVCL::Blob::SortOrder をご参照ください。[in] angle 回転角 [in,out] blob_numbers ブローブ番号配列へのポインタ (1≦要素数)
- 戻り値
- 正常に処理された場合は FVCL_ErrorCode::_SUCCESS (0) を返します。
失敗した場合は、以下のエラーコードを返します。
- エラーコード:
値 定数 内容 51 FVCL_ErrorCode::LICENSE_ERROR ライセンスがありません。 11 FVCL_ErrorCode::INVALID_PARAMETER 引数が無効です。 12 FVCL_ErrorCode::INVALID_OBJECT ２値ブローブ解析結果ハンドルが無効です。
- 必要条件:
- ヘッダー: FVCLbasic.h
- FIE:
- fnFIE_measure_specialsort_list
- 解説:
- 並べ替えの方向は order と theta によって決まります。
引数 order には並び順の方向を指定します。 指定可能な値については FVCL::Blob::SortOrder をご参照ください。
- 引数 theta には order で指定する並び順を任意の角度に傾けるパラメータです。
- 引数 blob_numbers は、全て有効ブローブである必要があります。 無効ブローブが含まれていた場合はパラメータエラーとなります。 また、 blob_numbers に格納されたブローブデータのハンドルが、 このオブジェクトが持つハンドルと異なる場合もパラメータエラーとなります。
- 尚、要素数はソート後も変化しません。