露光出力セレクタ
Namespace: FVIL.VideoAssembly: FVIL1300 (in FVIL1300.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.1)
Syntax
C# |
---|
public virtual CFviSrcSelParam ExpSrcSel { get; set; } |
Visual Basic |
---|
Public Overridable Property ExpSrcSel As CFviSrcSelParam Get Set |
Return Value
Type: CFviSrcSelParamトリガモード時の露光出力セレクタの設定、取得します。
許容値 (Selector):
値 | 意味 |
---|---|
0 | 通常の露光出力(DOは汎用出力) |
1 | DO(通常の露光出力もされます) |
許容値 (Port): Selectorが1:DOのときのみ有効です。Selectorが1以外のとき Portは常に0が戻ります。
値 | 意味 |
---|---|
0 | DOAポート0 |
1 | DOAポート1 |
2 | DOBポート0 |
3 | DOBポート1 |
露光出力セレクタをDOにすると、FV1300の標準I/F、DIDOの対象のポート(DOAポート0のときは、DO0〜DO7まで)のDOは露光出力モードの設定値に関わらず使用できなくなります。DOが必要な場合は、露光出力を0:通常の露光出力に設定する必要があります。
Selectorが1:DOのとき、FV1300の標準I/F、DIDOのDOに露光出力します。 FV1300のDIDOコネクタ(DIDO1/DIDIO2)は2つあります。 DOAポートとは、「DIDO1」、DOBポートとは、「DIDO2」のDOです。 対応するDOは以下になります。
- Port=0:DOAポート0で、DO0〜DO7の事です。CH0の露光出力はDO0に出力されます(OrモードのときはDO0〜DO3まで)
- Port=1:DOAポート1で、DO8〜DO15の事です。CH0の露光出力はDO8に出力されます(OrモードのときはDO8〜DO11まで)
- Port=2:DOBポート0で、DO16〜DO23の事です。CH0の露光出力はDO16に出力されます(OrモードのときはDO16〜DO19まで)
- Port=3:DOBポート1で、DO24〜DO31の事です。CH0の露光出力はDO24に出力されます(OrモードのときはDO24〜DO27まで)
処理に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。
エラーコード:
値 | ErrorCode メンバ | 内容 |
---|---|---|
25 | FVIL.ErrorCode.NOT_OPENED | デバイスがオープンされていません。 |
11 | FVIL.ErrorCode.INVALID_PARAMETER | 引数に指定された値が不正です。 |
Examples
このプロパティはインスタンスの参照を返すものではありません。 従って、CFviSrcSelParam 構造体の インスタンスのメンバを個別に変更する事は出来ません。 設定を変更するには下記の何れかの方法で行ってください。
以下は、CFviSrcSelParam 構造体の 初期値指定コンストラクタで構築したインスタンスを代入する方法です。
C# | Copy |
---|---|
video.ExpSrcSel = new FVIL.Video.CFviSrcSelParam( 1, 0 ); |
以下は、このプロパティから現在値を取得して、一部のパラメータを変更して再度代入する方法です。
C# | Copy |
---|---|
FVIL.Video.CFviSrcSelParam object = video.ExpSrcSel; // (1) 現在値取得 object.Port = 1; // (2) ポート番号のみ変更 video.ExpSrcSel = object; // (3) 再度、代入 |
Exceptions
Exception | Condition |
---|---|
FVIL..::..CFviException | この例外の原因については、上記のエラーコード表をご参照ください。 |