FIE ライブラリのプローブ

Namespace: fvalgcli
Assembly: fvalgcli (in fvalgcli.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.11)

Syntax

C#
public static void LoadLibrary()
Visual Basic
Public Shared Sub LoadLibrary

Remarks

この関数は、過去のバージョン( WIL 2.0 )との互換性の為に残しています。 WIL 3.0 で開発する場合は、この処理は不要です。

この関数を呼び出すと FIE ライブラリ(fvalgmt.dll, fvalg_oss_mt.dll, 等)を アプリケーションのメモリにロードします。 ユーザが この関数の呼び出しを行うか否かは任意です。


目的:

同一 PC 上に、異なるバージョンの FIE ライブラリが複数存在する場合に ユーザのアプリケーションから FIE ライブラリを直接使用すると DLL ファイル名の競合が起きます。 競合が起きると FIE ライブラリが正常に初期化されないか、アプリケーションが異常終了します。
この問題を避ける為、下記 2) のように明示的にプローブする方法があります。 この処理は FIE ライブラリの関数を呼び出す前に行ってください。

Examples

C# Copy imageCopy
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Windows.Forms;
using System.Runtime.InteropServices;
using fvalgcli;

namespace UserApp
{
    static class Program
    {
        [STAThread]
        static void Main()
        {
            Application.EnableVisualStyles();
            Application.SetCompatibleTextRenderingDefault(false);

            // 1) ライセンスの認証を行います.
            FVIL._SetUp.InitVisionLibrary();

            // 2) FIE ライブラリをプローブします.(複数バージョンの共存処置)
            ext.SetDllPath(FVIL._SetUp.GetDllPath());
            ext.LoadLibrary();

            // 3) FIE ライブラリの初期化を行います.
            api.fnFIE_setup();

            // E) メインフォームの生成と起動.
            Application.Run(new MainForm());
        }
    }
}

See Also