トリガ共有モード [0:独立、1:スレーブ、2:マスター]
Namespace: FVIL.VideoAssembly: FVILdevice (in FVILdevice.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.5)
Syntax
C# |
---|
public virtual uint TrgSharingMode { get; set; } |
Visual Basic |
---|
Public Overridable Property TrgSharingMode As UInteger Get Set |
Return Value
Type: UInt32トリガ共有モードを設定します。 複数枚のボードで、同時取り込みを行う場合に設定が必要です。
許容値:
値 | 意味 | 内容 |
---|---|---|
0 | 独立 | トリガモード取り込み時に、トリガ連動コネクタからトリガ信号を出力せず、 また、トリガ連動コネクタからトリガ信号が入力されても受け付けません。 ボード 1 枚で取り込みをする場合は、常に 0 にしなければいけません。 |
1 | スレーブ | トリガ連動コネクタからトリガ入力信号を受け付けつけます。 外部トリガモードで、画像取込関数で画像入力可能な状態にしておく必要があります。 |
2 | マスター | トリガ連動コネクタからトリガ信号を出力します。 但し、内部トリガモード、または、外部トリガモードである必要があります。 |
処理に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。
エラーコード:
値 | ErrorCode メンバ | 内容 |
---|---|---|
25 | FVIL.ErrorCode.NOT_OPENED | デバイスがオープンされていません。 |
11 | FVIL.ErrorCode.INVALID_PARAMETER | 引数に指定された値が不正です。 |
31052 | FVIL.Video.ErrorCode.SET_MODE | モードの変更に失敗しました。 |
Remarks
本プロパティは、キャプチャボードをオープンした状態でなければ設定できません。 また、複数枚のFVC05で同時取り込みをする場合は、トリガ連動ケーブルで、ボード間を接続しなければいけません。
4ch同時取り込みの手順:
- ボード 0 に対し、トリガ共有モードの設定を 2 (マスター)にし、ボード 1 に対し共有トリガモードの設定を 1 (スレーブ)にします。
- ボード 0 に対し、トリガモード を 1(内部トリガ) または 2(外部トリガ) にします。 ボード 1 に対し、トリガモードを 2(外部トリガ)にします。 ボード 0 に対し、トリガモードを 1 にした場合、内部トリガモードとなります。 トリガモードを 2 に設定すると、外部トリガモードとなり、ボード 0 の外部トリガコネクタに信号が入力されるまで待機します。
-
画像取り込みを行う時は、ボード 1 に対し、非同期取り込みを行った後に、ボード 0 に対して、
同期取り込みまたは非同期取り込みを行います。
- ボード 0 を同期取り込みにした場合、ボード 0 の画像取り込みメソッドが終わった後、 ボード 1 に対して、GrabWait()()()() メソッドをコールしてください。 -
- ボード 0 を非同期取り込みにした場合、 ボード 0 の取り込み完了を GrabWait()()()() メソッド または GrabStatus プロパティで確認した後、 ボード 1 に対して、GrabWait()()()() メソッドで取り込み完了確認を行ってください。 -
Exceptions
Exception | Condition |
---|---|
FVIL..::..CFviException | この例外の原因については、上記のエラーコード表をご参照ください。 |