バーコード種別

Namespace: FVIL.Barcode
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
[FlagsAttribute]
public enum BarcodeType
Visual Basic
<FlagsAttribute> 
Public Enumeration BarcodeType

Members

Member nameValueDescription
EAN1310x0001: EAN-13 (Europian Article Number)
CODE3920x0002: CODE-39
CODE12840x0004: CODE-128
ITF80x0008: ITF (Interleaved 2 of 5)
NW7160x0010: NW-7 (CODABAR)
EAN8320x0020: EAN-8 (Europian Article Number)
ALL63EAN13|CODE39|CODE128|ITF|NW7|EAN8 : 全ての種別

Remarks

バーコードの種別を示すビットフィールド定数です。
■ バーコードの種類

呼称数値定数
EAN-130x0001FVIL.Barcode.BarcodeType.EAN13
EAN-80x0020FVIL.Barcode.BarcodeType.EAN8
ITF (Interleaved 2 of 5)0x0008FVIL.Barcode.BarcodeType.ITF
NW-7 (CODABAR)0x0010FVIL.Barcode.BarcodeType.NW7
CODE-390x0002FVIL.Barcode.BarcodeType.CODE39
CODE-1280x0004FVIL.Barcode.BarcodeType.CODE128


EAN-13:FVIL.Barcode.BarcodeType.EAN13

EAN(European Article Number)は、4値(1〜4ビット)のスペースとバーで構成されます。 1ビットのスペース(またはバー)を1モジュールと呼びます。 1文字を7ビットで構成し、0/1 をスペースとバーで表現しています。
EAN-13 は、1つのバーコードで13桁の数字を表しますが、最後(右端)の1桁はチェックデジットで使用します。 また、最初(左端)の1桁目に該当するビットパターンはありません。 この文字は左側6文字のパリティの組み合わせで表されます。

特徴:

項目内容
使用可能な文字0〜9の数字
桁数13桁固定
1文字の構成7ビット
バーの太さ4値 (1〜4 ビット)
チェックデジット必要(モジュラス 10)

スタート・ストップコード:

下図の赤色で示すバーがスタートコード(左端)とストップコード(右端)です。
中央はセンターバーと呼ばれます。

[↑戻る]


EAN-8:FVIL.Barcode.BarcodeType.EAN8

EAN(European Article Number)は、4値(1〜4ビット)のスペースとバーで構成されます。 1ビットのスペース(またはバー)を1モジュールと呼びます。 1文字を7ビットで構成し、0/1 をスペースとバーで表現しています。
EAN-8 は、1つのバーコードで8桁の数字を表しますが、最後(右端)の1桁はチェックデジットで使用します。

特徴:

項目内容
使用可能な文字0〜9の数字
桁数8桁固定
1文字の構成7ビット
バーの太さ4値 (1〜4 ビット)
チェックデジット必要 (モジュラス 10)

スタート・ストップコード:

下図の赤色で示すバーがスタートコード(左端)とストップコード(右端)です。
中央はセンターバーと呼ばれます。

[↑戻る]


ITF (Interleaved 2 of 5):FVIL.Barcode.BarcodeType.ITF

ITF(インターリーブド 2 of 5)は、2値(ナロー幅、ワイド幅)のスペースとバーで構成されます。 5本のバーとスペースで2桁の数値を表します。 前半の桁をバーで表し、後半の桁をスペースで表します。 バーとスペースは交互に配置されています。

特徴:

項目内容
使用可能な文字0〜9の数字
桁数任意(但し、偶数のみ)
1文字の構成5本のバー(またはスペース)
バーの太さ2値(ナロー幅/ワイド幅)
チェックデジット任意(モジュラス 10)

スタート・ストップコード:

下図の赤色で示すバーがスタートコード(左端)とストップコード(右端)です。

[↑戻る]


NW-7 (CODABAR):FVIL.Barcode.BarcodeType.NW7

NW-7 は、2値(ナロー幅、ワイド幅)のスペースとバーで構成されます。 7本(4本のバーと3本のスペース)で1文字を表します。 スタート・ストップコードは、各4種類(a,b,c,d)の組み合わせで16種類あります。

特徴:

項目内容
使用可能な文字0〜9の数字、記号(- $ : / . +)
桁数任意
1文字の構成7本(4本のバーと3本のスペース)
バーの太さ2値(ナロー幅/ワイド幅)
チェックデジット不要

スタート・ストップコード:

スタート・ストップコードは、各4種類(a,b,c,d)の組み合わせで16種類あります。 下図の赤色で示すバーがスタートコード(左端)とストップコード(右端)です。

LABEL-a:


LABEL-b:


LABEL-c:


LABEL-d:

[↑戻る]


CODE-39:FVIL.Barcode.BarcodeType.CODE39

CODE39 は、2値(ナロー幅、ワイド幅)のスペースとバーで構成されます。 9本のバーとスペースで1文字を表します。 5本のバーと4本のスペースが交互に配置されています。 計9本の内、3本がワイド、6本がナローになります。

特徴:

項目内容
使用可能な文字0〜9の数字、英字、記号(- + $ % / . スペース)
桁数任意
1文字の構成9本(5本のバー、4本のスペース)内、3本がワイド
バーの太さ2値(ナロー幅/ワイド幅)
チェックデジット任意(モジュラス43)

スタート・ストップコード:

スタート・ストップコードの文字はアスタリスク(*)で表します。 下図の赤色で示すバーがスタートコード(左端)とストップコード(右端)です。

[↑戻る]


CODE-128:FVIL.Barcode.BarcodeType.CODE128

CODE-128 は、スタートコードで3種のデータが表せます。 コードセットキャラクタやシフトキャラクタを使用すると任意の場所で切り替えが可能です。

特徴:

項目内容
使用可能な文字 下記の3種から選択可能
・大文字英字・数字・記号
・アスキーコード
・2桁の数字
※コードセットキャラクタやシフトキャラクタにより任意の場所で切り替え可能
桁数任意
1文字の構成6本(3本のバーと3本のスペース)
バーの太さ4値
チェックデジット必要(モジュラス 103)

使用する文字を制御するコード:

  • スタートコード
    • CODE-A: これに続くデータを『大文字英字・数字・記号』に変換する
    • CODE-B: これに続くデータを『アスキーコード』に変換する
    • CODE-C: これに続くデータを『2桁の数字』に変換する
  • コードセットキャラクタ
    • CODE-A: これに続くデータを『大文字英字・数字・記号』に変換する
    • CODE-B: これに続くデータを『アスキーコード』に変換する
    • CODE-C: これに続くデータを『2桁の数字』に変換する
  • シフトキャラクタ
    これに続く1つのデータを切り替え(CODE-A→B、CODE-B→A)、元に戻る

スタート・ストップコード:

スタートコードは前述の通り3種類あります。
下図の赤色で示すバーがスタートコード(左端)とストップコード(右端)です。

CODE-A:


CODE-B:


CODE-C:

[↑戻る]

See Also