デジタル入出力デバイスをオープンし、使用可能な状態にします。

許容値：

FIO01 をオープンします。 FIO01 操作に関する関数は、本関数をコールし、FIO01のオープンに成功しなければ動作しません。 本クラスのインスタンス一つにつき、FIO01 を1枚オープンすることが可能です。

FIO01 にはボード上にディップスイッチがあり、ディップスイッチによってボードのID番号を割り付けます。 本関数で FIO01 をオープンする際は、ボードIDを指定する必要があります。 ボードIDに 0 以上の数字を指定した場合、指定したIDを持つ FIO01 をオープンします。 既にオープンされていた場合、 または、そのIDを持つ FIO01 が存在しなかった場合はエラーとなります。 ボードIDに -1 を指定した場合、オープン可能で Windows が最初に見つけたボードをオープンします。順序は不定です。

オープンしたFIO01を終了するには、 Close()()()() を呼び出します。 このインスタンスが解放される際には、自動的にクローズ処理が行われます。

処理に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。

エラーコード：