public virtual int VoteWidth { get; set; }

Public Overridable Property VoteWidth As Integer
	Get
	Set

Return Value

ハフ空間における投票の角度範囲の片幅の取得または設定を行います。

許容値：

設定に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。

エラーコード：

この値は、ハフ空間における投票の角度範囲の片幅を示します。 例えば、この値を 10 とした場合、あるエッジの向きが 45 度であれば、 このエッジの投票される範囲は 35 度から 55 度となります。

この範囲を小さくすれば投票にかかる処理時間も短縮され、また、投票結果のピークの先鋭化も図れます。 逆にエッジの向きがさほど信用出来ないような状況では、真の回答の直線に投票されずに、検出に失敗する恐れもあります。 通常の画像に対しては、この値を 10 くらいから試してみることを推奨します。

勾配角度 q を持つエッジ点に対して実際に投票されるθの範囲は次の通りとなります。

• q − VoteWidth ≦ θ ≦ q ＋ VoteWidth -
• AngleSt ≦ θ ≦ AngleEd -

ただし、 mod 360 で考えます。 エッジ点の勾配角度 q がこの条件を満たさない場合は投票されません。