2値化設定
Namespace: FVIL.VideoAssembly: FVIL1300 (in FVIL1300.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.1)
Syntax
C# |
---|
public override CFviVideoBinarize Binarize { get; set; } |
Visual Basic |
---|
Public Overrides Property Binarize As CFviVideoBinarize Get Set |
Return Value
Type: CFviVideoBinarizeFV1300が持つ2値化機能の設定を行います。 設定は、全CHに対して行います。
許容値 (Mode):
値 | 意味 |
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0 | グレイ |
1 | 2値化 |
許容値 (Threshold):
値 | 意味 |
---|---|
0~255 | 2値化閾値 |
処理に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。
エラーコード:
値 | ErrorCode メンバ | 内容 |
---|---|---|
25 | FVIL.ErrorCode.NOT_OPENED | デバイスがオープンされていません。 |
11 | FVIL.ErrorCode.INVALID_PARAMETER | 引数に指定された値が不正です。 |
31066 | FVIL.Video.ErrorCode.SET_BINARIZE | 2値化の設定に失敗しました。 |
Remarks
2値化とは、1画素 8bit のグレイ画像の深度(0~255)を1画素 1bit の深度にする機能のことを言います。 深度の変換は、指定された閾値を基準に行います。 閾値を下回っていれば黒(0)、上回っていれば白(1)に変換します。
Mode の設定は、下記関数に有効です。
- GrabImageSync(CFviImage)
- GrabImageSync(CFviImage, CFviImage)
- GrabImageASync(CFviImage)
- GrabImageASync(CFviImage, CFviImage)
Mode に 0 を指定した場合、 上記関数にはグレイ(FVIL.ImageType.UC8)の画像オブジェクトを指定してください。 Mode に 1 を指定した場合、 上記関数には2値(FVIL.ImageType.BIN)の画像オブジェクトを指定してください。
Examples
このプロパティはインスタンスの参照を返すものではありません。 従って、CFviVideoBinarize 構造体の インスタンスのメンバを個別に変更する事は出来ません。 設定を変更するには下記の何れかの方法で行ってください。
以下は、CFviVideoBinarize 構造体の 初期値指定コンストラクタで構築したインスタンスを代入する方法です。
C# | Copy |
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video.Binarize = new FVIL.Video.CFviVideoBinarize( 1, 128 ); |
以下は、このプロパティから現在値を取得して、閾値のみを変更して再度代入する方法です。
C# | Copy |
---|---|
FVIL.Video.CFviVideoBinarize object = video.Binarize; // (1) 現在値取得 object.Threshold = 128; // (2) 閾値のみ変更 video.Binarize = object; // (3) 再度、代入 |
Exceptions
Exception | Condition |
---|---|
FVIL..::..CFviException | この例外の原因については、上記のエラーコード表をご参照ください。 |