グレイサーチオブジェクトの生成

Namespace: FVIL.GS2
Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)

Syntax

C#
public virtual void Open(
	uint first_buff_size,
	uint last_buff_size,
	uint cache_pow_num
)
Visual Basic
Public Overridable Sub Open ( 
	first_buff_size As UInteger,
	last_buff_size As UInteger,
	cache_pow_num As UInteger
)

Parameters

first_buff_size
Type: System..::..UInt32
初期サーチ結果候補初期バッファサイズ (0 または 1~)
last_buff_size
Type: System..::..UInt32
最終サーチ結果候補初期バッファサイズ (0 または 1~)
cache_pow_num
Type: System..::..UInt32
中間スコアキャッシュサイズ (0 または 3~15)

Remarks

グレイサーチの作業領域となるグレイサーチオブジェクトを生成します。


first_buff_size:

通常は 0 を指定してください。0 を指定すると、デフォルト値を使用します。 初期サイズが小さく、メモリが足りなくなった場合には内部で自動で再アロケートを行いますが、 メモリの再アロケートを少なくしたい等の理由で、初期サイズを変更する場合に指定します。 なお、この設定値によってサーチ結果が変化することはありません。


last_buff_size:

通常は 0 を指定してください。 0 を指定すると、デフォルト値を使用します。 初期サイズが小さく、メモリが足りなくなった場合には内部で自動で再アロケートを行いますが、 メモリの再アロケートを少なくしたい等の理由で、初期サイズを変更する場合に指定します。 なお、この設定値によってサーチ結果が変化することはありません。


cache_pow_num:

通常は 0 を指定してください。0 を指定すると、デフォルト値を使用します。 本ライブラリでは重複した相関スコアの計算を避けるために、 既に計算した 相関スコアを一時的に保存するキャッシュ領域を持ちます。 本パラメータはこの相関スコアのキャッシュサイズを指定します。 大きな値を設定するとキャッシュヒット率が上がる場合がありますが、 その効果はわずかな場合が多く、必要なメモリ量が大幅に増えるため、 デフォルト値以外での利用は推奨しません。 なお、この設定値によってサーチ結果が変化することはありません。

処理に失敗した場合は例外を発行します。 例外の原因と発生位置を特定するには、発行された例外クラスの ErrorCode メンバと Function メンバを参照してください。


エラーコード:
ErrorCode メンバ内容
1FVIL.ErrorCode.FAILED_TO_ALLOCATEメモリ不足、またはパラメータが不正です。ライセンスエラーの可能性もあります。

関連する FIE 関数:

fnFIE_gs2_alloc

Exceptions

ExceptionCondition
FVIL..::..CFviExceptionこの例外の原因については、上記のエラーコード表をご参照ください。

See Also