Assembly: FVILbasic (in FVILbasic.dll) Version: 3.1.0.0 (3.1.0.17)
Syntax
C# |
---|
public enum ImageInfo |
Visual Basic |
---|
Public Enumeration ImageInfo |
Members
Member name | Value | Description | |
---|---|---|---|
GRAY | 0 | グレイスケール | |
RGB | 2 | RGB | |
XYZ | 4 | XYZ | |
YIQ | 8 | YIQ | |
YUV | 16 | YUV (YCrCb) | |
HSV | 32 | HSV (Smith の六角錐モデル) | |
HSV_JOBLOVE | 128 | HSV (Joblove らの双六角錐モデル) | |
HSV_FAST | 256 | HSV (FAST仕様) | |
LAB | 64 | L*a*b* 均等色空間 | |
LAB_FAST | 512 | L*a*b* (FAST仕様) | |
I1I2I3 | 1024 | I1I2I3 |
Remarks
画像の色空間を示す情報です。
CFviImage の ImageInfo プロパティに設定します。
主に、色空間変換(CFviColorConvert)で使用されます。
グレイスケール:FVIL.ImageInfo.GRAY
CFviImage が単一チャネルの場合(画像種別が RGB32,RGB24 は除く)、 この画像情報を指定します。
RGB:FVIL.ImageInfo.RGB
本ライブラリでは、RGB色空間を基準色空間として使用します。
XYZ:FVIL.ImageInfo.XYZ
XYZ 表色系は他の CIE 表色系の基礎となります。
この表色系は、RGB 表色系では、等色関数に負の値がある為、
等色関数の値がすべて非負となるように導入されました。
YIQ:FVIL.ImageInfo.YIQ
YIQ (NTSC) は北アメリカでの TV の信号の規格です。
Y 成分(輝度)については CIE1931XYZ に従います。
YUV (YCrCb):FVIL.ImageInfo.YUV
YUV (PAL/SECAM) はアジアやヨーロッパでの TV の信号の規格です。
Y 成分(輝度)については CIE1931XYZ に従います。
CIE1931XYZ 表色系とは、CIE (国際照明委員会)で
1931年に採択した等色関数
、
、
に基づく三色表色系です。(2°視野 XYZ表色系ともいいます)
HSV (Smith の六角錐モデル):FVIL.ImageInfo.HSV
HSV 表色系は、色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Value) の三属性からなる色空間です。
この表色系は、マンセル表色系が基になっており、いくつかのモデルが存在します。
ここでは、Smith の六角錐モデルを示します。
HSV (Joblove らの双六角錐モデル):FVIL.ImageInfo.HSV_JOBLOVE
双六角錐モデルは、HSV (Smith の六角錐モデル) Smithの六角錐モデルをより精密にしたもので、
デザイン分野で利用されるオストワルト表色系に近いモデルです。
HSV (FAST仕様):FVIL.ImageInfo.HSV_FAST
これは、弊社旧ライブラリとの機能互換の為に残しているものです。
本ライブラリでの HSV 色空間とは異なります。
この表色系は、色相(Hue)、彩度(Saturation)、輝度(Lightness/Luminance) の三属性からなる色空間です。
HSV 色空間とは、彩度と輝度の考え方が異なります。
彩度は、純色から彩度が落ちることは、灰色になるという考えに基づいています。
輝度は輝度 0 を黒、100 を白として、その中間を純色としています。
通常 HSV 色空間では、明度 100 を純色としています。
関連:
弊社商品 FVX の FvxColor コンポーネントでは、
HSV 空間と表現していますが、この表色系と同意です。
L*a*b* 均等色空間:FVIL.ImageInfo.LAB
L*a*b* 表色系は、CIE が均等知覚色空間の標準化のために推奨した表色系です。
この表色系は、三刺激値 X,Y,Z で均等色空間を近似することを目的に設計され、
の直交座標系で定義されています。
L*a*b* (FAST仕様):FVIL.ImageInfo.LAB_FAST
これは、弊社旧ライブラリとの機能互換の為に残しているものです。 本ライブラリでの 色空間とは異なります。
I1I2I3:FVIL.ImageInfo.I1I2I3
RGB 色空間は RGB の 3 値が互いに相関を持っているため情報の重複があると考えらます。
この RGB を無相関な 3 値に変換しようというのが I1I2I3 色空間です。