入出力デバイス

Classes

ClassDescription
Public classBitInfo
DIO ビット情報
Public classDioEventArgs
デジタル入出力イベント引数クラス
Public classDioInfo
デジタル入出力デバイス情報
Public classDioThread
デジタル入出力スレッド
Public classSharedData
共有データ

Delegates

DelegateDescription
Public delegateDioEventHandler
デジタル入出力イベントのデリゲート

Enumerations

EnumerationDescription
Public enumerationDioKind
デジタル入出力デバイス品種
Public enumerationSimulatorOption
シミュレータオプション

Remarks

このネームスペースには、入出力デバイスをスレッドを介して操作するフレームワークを集約しています。 主に、画像処理アプリケーションに入出力デバイスを実装するコストの低減を目的としています。
※ 現在は、デジタル入出力デバイスのみ対応しています。

目次:


スレッド

DioThread クラスがデジタル入出力デバイスを保有するスレッドです。
FVIL.Parser ネームスペースに集約されるフレームワークを使用する場合は、 下記 例1 のように ParserInfo から取得できます。 自身で直接生成する場合は、下記 例2 のように DioInfo を使用します。
具体的な使用例については 画像処理アプリケーションフレームワーク のサンプルコードをご参照ください。


例1) ParserInfo から取得する方法
C# Copy imageCopy
FVIL.IO.DioThread thread = ((FVIL.Parser.IAuxDio)ParserInfo).Threads[0];

例2) DioInfo から生成する方法
C# Copy imageCopy
FVIL.IO.DioInfo info = new FVIL.IO.DioInfo(FVIL.IO.DioKind.FIO01, -1);
FVIL.IO.DioThread thread = FVIL.IO.DioThread.Create(info);

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選択ダイアログ

DioInfo クラスの CreateSelectDialog(array<Object>[]()[][]) メソッドを実行すると 下図ダイアログのインスタンスを生成できます。 生成されたインスタンスの ShowDialog メソッドで表示して使用してください。

C# Copy imageCopy
FVIL.IO.DioInfo info = new FVIL.IO.DioInfo();
Form form = info.CreateSelectDialog();
if (form.ShowDialog(this) == DialogResult.OK)
{
    FVIL.IO.DioThread thread = FVIL.IO.DioThread.Create(info);
}

画面内容
Plugin タブ
以下のプロパティを設定する画面です。
PluginAssembly
PluginClassName
Detail タブ
DioInfo のすべてのプロパティを閲覧する画面です。

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プロパティフォーム

DioThread クラスの CreatePropertyDialog(array<Object>[]()[][]) メソッドを実行すると 下図ダイアログのインスタンスを生成できます。 生成されたインスタンスの Show または ShowDialog メソッドで表示して使用してください。

C# Copy imageCopy
FVIL.IO.DioInfo info = new FVIL.IO.DioInfo(FVIL.IO.DioKind.FIO01, -1);
FVIL.IO.DioThread thread = FVIL.IO.DioThread.Create(info);
Form form = thread.CreatePropertyDialog();
form.ShowDialog(this);


解説:

このフォームは、DioThread の内部に保有するデバイスコントローラのインスタンスをプロパティグリッドに表示するものです。 現在のところ、プロパティグリッドから調整できる項目に制限がある為、すべての項目を変更できません。 将来、改善する方針です。

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テストフォーム

DioThread クラスの CreateTestDialog(array<Object>[]()[][]) メソッドを実行すると 下図ダイアログのインスタンスを生成できます。 生成されたインスタンスの Show または ShowDialog メソッドで表示して使用してください。

C# Copy imageCopy
FVIL.IO.DioInfo info = new FVIL.IO.DioInfo(FVIL.IO.DioKind.FIO01, -1);
FVIL.IO.DioThread thread = FVIL.IO.DioThread.Create(info);
Form form = thread.CreateTestDialog();
form.ShowDialog(this);

解説:

このフォームは、DI の監視と DO の ON/OFF を手動で行うものです。
IO の導通チェックや PLC や搬送機との組み合わせ試験で使用します。 また、シミュレータモードで動作している場合は、DI の ON/OFF を行うことも可能です。 画像処理アプリケーションの開発段階でユニットテストを行う場合に有用です。


FIO-01 のテストフォーム (DI=16/DO=16)


II320 のテストフォーム (DI=32/DO=32)

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